第11回 昭和シェル アルジェリアOB会が2025年4月18日(金)11時から、横浜スカイビル28階の「ダイニングキッチン&バー 響」で開催されました。第9回開催が2019年10月26日で、その後、コロナ禍で3年半、開催できませんでしたので、アフターコロナ再開後、2回目のOB会になります。
 今回は9名の参加になりましたが、世話人からは、集まる人が少なくなっても、このOB会は継続していきたいとのことです。皆さん賛同の拍手・・・・
 会は、大阪からかけつけてくれた河野さん(アドミでお世話になりました)の開会の挨拶と乾杯の音頭で開宴しました。1年ぶりの再会でお酒を飲みながら、近況やアルジェリアの話で歓談が始まりました。
 このアルジェリア・プロジェクトは、かれこれ、50年以上前から始まりましたので、すでに鬼籍に入っている人も多く、話題の中には故人の懐かしい思い出話も出てきます。
 また、アルジェリアでの生活の話、日本で習っていったフランス語が現地のマルシェで通じたことなど・・

 技術指導したプラントの話題では、やはり、トラブルのことは皆さん覚えていて、日本では経験できないようなトラブルに遭遇して、対応できた自慢話?
 それと、息抜きのヨーロッパ小旅行(プロジェクトの最初の頃はビザ書き換えで頻繁にヨーロッパへ出国していた)等々、話がつきません。
 そして、あっという間に3時間が経って、最後は東亜石油から派遣された星野さん締めの挨拶があり、次回の第12回OB会は、2026年4月17日(金)に開催とのこと、またの再会を約束してOB会はお開きになりました。


       河野さんの挨拶と乾杯のご発声 星野さんの締めの挨拶





   
   
   


 *アルジェリアプロジェクトとは
アルジェリアは北アフリカに位置し、1962年(昭和37年は東京オリンピックの2年前になります)にフランスから独立した、このプロジェクト発足時はまだまだ若い国で、日揮(今の JGC)がアルジェリア国営炭化水素公社(ソナトラック社)アルズー製油所を建設した縁で、当時の昭和石油が一大海外プロジェクト事業として取り組みました。
1970年(昭和45年)から1989年(平成元年)までの19年の長い期間、本社(昭和石油、昭和シェル石油)、四日市製油所、川崎製油所、新潟製油所、中央研究所、鶴見グリース、神戸潤滑油工場、東亜石油から延べ百数十名の社員がこのプロジェクトに参加しました。

報告:三富(広)さん (2025年5月15日掲載)